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愛知人権啓発企業連絡会の下見

愛知県の企業を中心に作られている愛知人権啓発企業連絡会の方が、来年5月に長生炭鉱のフィールドワークに訪れたいとのことで、担当の方が、わざわざ下見に来られました。

実際には25~26名の参加予定ということで、基本的には電車と歩きで現地フィールドワークを行うということなので、実際のルートを歩き、時間配分を考えて一緒に計画を作成しました。

通常、主な見学地点が点々としていることもあり、車で移動しながら、一部分を徒歩でという行程が多いので、今回、床波駅を出発し、床波駅へ帰るまですべて徒歩でという方々は少ないです。

今回企画してくださっているのは、大手企業の方々の集まりです。

研修のねらいは「企業の立場で同和問題をはじめとするあらゆる人権問題の解決をめざすには何が必要であるか」、学びのポイントとして「戦前、宇部の炭鉱で一番きつい部分を担わされ、1942年長生炭鉱水没事故では、一瞬にして183名の人が犠牲となり、そのうちの7割強、136名が朝鮮人労働者である。現地で研修を行い、『戦争は最大の人権侵害である』ことを学ぶ」とされています。

日本を経済的に支えている企業の方々が、このように日々研修を重ねておられるというのはとても素晴らしいことですね!