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12.8国との意見交換会を開催します!

長生炭鉱水没事故犠牲者のご遺骨に共に心を寄せてくださる全国の皆様に、私たち「刻む会」の「遺骨発掘・返還」に向けた決意を述べ、来る12月8日の国との意見交換会に全力でご支援を賜りますよう訴えます。

 

 直系ご遺族の高齢化も極限に達し逝去の報も増え、事故当時に母親のお腹にいて父親を知らず成長した娘、息子たちも81歳になり遺族にとって父親と対面できる時間はもはや残されていません。

 

 本年、日韓両政府は、「過去の植民地支配に対する痛切な反省と心からのお詫び」を表明した1998年「日韓共同宣言」を再度両国の共通認識としました。であればこそ、朝鮮半島出身者の「遺骨問題」の早期解決が今求められています。

 

犠牲者は氏名も年齢も住所も家族も判明しているのにこれ以上放置することは、人道上からも許されません。戦争中に石炭産業で犠牲となったご遺骨を暗闇から発掘することは、どんな困難があろうとも日本政府の逃れられない責務です。

 

政府は、「遺骨の調査対象からはずすことはしない」としながら、技術と経費を理由に動こうとしません。私たちは「できない」ではなく、「どうしたらできるのか」を日本政府と具体的に詰めていきたいと願っています。現地を視察しないまま「できない」という政府の姿勢を改めさせましょう。この度の交渉には「韓国遺族会」も来日してその思いを訴えます。どうぞ、お一人でも多くの皆様が当日会場にかけつけてくださいますよう、またこの行動への募金(「12.8行動カンパ」と記載の上、下記振込先へ)をお寄せくださいますよう、心よりお願い申し上げます。

 

12月8日の長生炭鉱遺骨問題の意見交換会に向けて、内閣へ質問主意書を提出していましたが12月1日政府の答弁書が返ってきました。

 

韓国政府が日本政府に長生炭鉱の問題解決を要請したことを日本政府はあいまいにしました。

政府の言う現実主義、つまり「見える遺骨しか調査しない」が日韓協議の決まり事と言う主張は韓国政府が長生炭鉱の解決を日本政府に要請したことによって破綻しています。

日本政府の言う人道主義とは何なのか?日本政府が考える遺骨発掘を妨げるのものは何なのか?

12月8日意見交換会でしっかりと問うていきたいと思います。

 

ぜひご参加お願いいたします。

 

また、ユーチューブの拡散もよろしくお願いします。

 

<当日YouTube配信もします。後からもご覧になれます>

 

■12月8日 先のご案内に加え、急遽開催することとしました。

「韓国遺族の思いを聞く会」12時15分〜12時45分、衆議院第1議員会館・国際会議室

https://youtube.com/live/QN-x_w6c1hA?feature=share

 

 ■12月8日

「長生炭鉱遺骨問題国との意見交換会」15時〜17時、衆議院第1議員会館・国際会議室

https://www.youtube.com/live/lAIoZ2RQqmY?si=4bOPI2S-U1zop1Bv