〇工事についていよいよ実施です。9月19日から進入路工事、24日から坑口開口工事を行います。無事工事が進展し坑口が現れることを願うばかりです。10月8日午前10時から現地記者会見・報道関係者見学会を行いますので、現地の状況は報道を通じて全国の皆様の元に届くと思います。「10月26日坑口を開けたぞ!82年の闇に光を入れる集会」のチラシ希望の方は100枚単位でお送りしますので刻む会までご連絡ください。
〇韓国ご遺族の10月26日「坑口開けたぞ!82年の闇に光を入れる集会」への招聘を支えるためクラファンの予算は100万円でしたが、工事費の予備として諸費として上げている50万円を招聘費に使い、ご遺族の招請に150万円とすることにします。正確には10万円は日本人遺族のために使うので140万円が招請費用となります。これは坑道を開けることが遺族にとって重要な意味を持つということから来日に関し最大限の援助をすることにしました。沖縄の遺族の招聘に関し沖縄タイムスも積極的に動いてくれています。
〇刻む会は本坑道調査を、潜水調査として実施することを決定しました。
4分でわかる潜水調査 9月2日記者会見(チューズライフプロジェクト)
https://x.com/ChooselifePj/status/1835503091296440764?t=M2_UaoStOfiQzZia62B0JA&s=32
潜水調査は、水中ドローン調査との比較で実効性があり水中ドローンは結局人が確認しなければならないし、遺骨回収のことを考えても限界があります。市民が1000万円以下の程度の予算で実施する場合スタンダードな方法であり、1km先の潜水も可能であることを別の角度の専門家からも確認しています。安全面への支援を徹底的に行うことは伊佐治さんとの話し合いによって提案されることをすべて実施していくことによって確保していきたいと思います。そのためには同レベルのダイバーの確保など様々なことを相談実行しながら進めていきたいと思います。当然、入れないような状況が確認された場合は潜水計画を立ちどまることは了解していただきたいと思います。10月29日10時本道潜水調査を行います。泥や障害物を確認し奥に入っていけるかどうかを確認します。30日は岸のピーヤ調査を行います。ピーヤからの旧坑道潜水調査は本道調査の安全性を高めるための目的で実施します。ピーヤは本坑道の横に並行してある旧坑道の上にあります。何本かの側道で繋がっています。2つの逃げ道を確保するためです。当面ピーヤからの遺骨調査は本坑道に比較して危険を伴いますので実施を考えていません。
〇募金関係ですが、本坑道道調査を決定しましたので、1キロ先の捜索に安全確保のためのもう一人のダイバーを探します。韓国人、もしくはタイにいるヨーロッパの方、もしくは言語と今後何回もする可能性があるので日本のダイバーも検討されるようです。費用は海外招請なら100万円はかかります。よって第2次目標の調査費150万円は絶対に達成が必要です。9月19日現在、カウントダウンあと24日です。ぜひお知り合いへの声掛け、SNSなどでの一言添えた拡散等よろしくお願いします。
遺族会副会長よりご挨拶が届いていますのでご紹介します。
井上、佐々木共同代表を始めとする刻む会会員の皆様に心より感謝申し上げます。私たち遺族の恨みを解くいてくださる偉大な事を成してくだり、とても感慨深いものがあります。
日韓の両国がやらなければならなのにも関わらず刻む会の方々がされていることに対し、どう表現したら良いのでしょうか!
市民団体が先頭に立って、海底に埋没している犠牲者たちを収集するために長い間努力されておられることは、世界的にも驚くべきことであり、歴史に記録される事だと思います。本当に心より感謝を申し上げます。
くれぐれもお体には気をつけてください。
遺族会 副会長 イキビョン