1⃣ 政府説明会(厚労省・外務省)でピーヤからの潜水が成功したことを報告

政府説明会(厚労省・外務省)でピーヤからの潜水が成功したことを報告。厚労省・外務省が出席する中、大椿ゆうこ議員の同席で説明会を行いました。
ズームで伊左治さんも参加し今回の潜水調査の成功を伝えました。冒頭頭撮りにはテレビ局も数社が参加、やはり関心が高いです。
(説明したことは)
・ユーチューブにあげた旧坑道の様子を映像で見てもらい、海水となっている深度40m 以降の視界がとてもよいことや、崩れていない様子などを見てもらいました。
・伊左治さんからは、ピーヤから旧坑道に入り、ご遺骨のあると推定される本坑道の連絡通り途中まで潜水できたことや、安全対策として7月に行うことの詳細や減圧場所の必要性などを詳しく説明、予算が厳しくピーヤ内の木材除去などの支援を政府にどのしてほしいなど訴えがありました。
・刻む会からも予算資料を提示し、深度が深いために安全対策に新たに700万円を支出するので政府に協力してほしいと要請しました。
(政府側の対応は)
・外務省は熱心に質問してきました。
Q「なぜもうすぐ本坑道だとわかるのか?見えたのか?」
A 地図と照らし合わせて、方位・距離などが一致している。
Q「伊左治さんの端まで行けるという端はどこのことか?」
A 事故現場まであと600mそこよりずっと奥の坑道の端途中で崩れていてもいろいろなルートがあり行ける、水中スクーターなどを活用したり、リブリーザー(循環式呼吸器)を2つ持つなどして対応できる。
外務省は、いつご遺骨が収容されるのかを確認したい感じでした。
・厚労省は質問さえせず、井上代表から専門家の聴取はまとまったのかとの質問に、まとまっておらずまとまるめども今はないなどと、ひどい回答。怒った代表はもう調査はやめろと言う事か?!と言うも返事はなく、危険性があると繰り返すのみ。大椿ゆうこ議員はせめていつまでにやるのかという期限を示すべきではと言う質問にも答えませんでした。石破総理の危険だから自己責任というわけにはいかないという話と違うと指摘しても動じることもない態度。厚労省が自ら積極的に話したことと言えば、パソコンに映っている自分の顔に「これ
は何ですか?!(顔を録画していないか?)と大きな声を出した時だけのひどい有様。参議院選挙が終わるまでは政治決断もないので、何も自ら言う必要もないという態度だろう。
2⃣ 記者会見はズームも合わせて70名近い報道関係者が参加。参議院選挙直前にもかかわらず 関心は高い。

伊左治さんが成果とダイビングの基礎知識も含めて安全対策を詳しく説明。坑道が思ったより
深いため危険性は数倍に増している。坑内で気体を外に出さないリブリーザーは電子機器のた
め何かに引っかかると故障して呼吸ができなくなる。坑内にボンベを置く作業は緊急時に帰還
するための準備、深度が深いとボンベ1本で15分しか持たない。だから進むために緊急時の
ボンベを設置する安全対策をとる。
また減圧のため150分潜水すると、これは75分進み75分戻る場合、200分の
減圧時間がいる。ピーヤ内で3時間以上滞在する減圧場所をつくってもらっている。
いろいろ質問が出た「次の調査は本坑道に入って沖か、崩落地点かどちらに向かうのか」⇒
まずは浜辺側の崩落地点に向かう。「沈没船の捜査などを厚労省がやっているがそのあたりは聞かなかったのか」⇒ そんな話ができる状況ではない、厚労省は聞く気がない。今回はすぐ報道されることが目的ではなく、潜水調査の安全管理についてじっくり説明を行い、報道に知ってもらうこと。安全対策の緊急費用が700万円発生していることも伝えた。
坑道内の安全管理のため500万円、ピーヤ内の減圧場設置などに200万円。記者さんからは「次のクラウドファンデングの予定は?」と聞かれたが、第3次クラウドファンデング途中で考えることもできず、団体や篤志家、韓国のTVで別途安全対策のカンパを集める予定と報告した。8月の遺骨収容に向けて十分な理解が広がったと思っている。