2025年10月24日、第37回「多田謡子反権力人権賞」受賞者の発表がありました。
受賞者には12月20日(土)の受賞発表会で講演していただき、多田謡子の著作「私の敵が見えてきた」ならびに賞金30万円が贈呈されます。
受賞発表会の開催
受賞者の皆さんをお迎えして、12月20日(土)、東京・連合会館において受賞発表会を開催します。受賞者の方々には講演をお願いしています。参加費は無料です。本年も多数の皆さんのご参加をお待ちしております。
・2025年12月20日(土)午後2時~5時
・連合会館2階201号室にて →地図
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 (TEL03-3253-1771)
JR御茶ノ水駅より徒歩7分
● 長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会
(炭鉱水没事故を朝鮮人強制連行の加害責任として追及)
1942年2月3日、石炭増産の国策で山口県宇部市沖の海底炭鉱で強制労働させられていた朝鮮人らが生き埋めとなる水没事故が起きた。朝鮮人136人と日本人47人は石炭採掘現場の切羽から坑口まで蟻の巣のように拡がった地下坑道の隅々まであふれてきた海水や地下水から逃れられずに放置されたまま。
事故は戦中の「歴史」からは抹消され、閉鎖された坑口も草むしてゴミに埋もれ、戦後は数少ない地元の人々の間で語り継がれるだけだったが、1970年代に郷土史家や地元教師らが史実を掘り起こし、キリスト者や仏教僧侶らとともに追悼行事などを行うようになったのが「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」(91年発足)の始まりだった。
現共同代表の一人、井上洋子さんらは韓国や朝鮮民主主義人民共和国の遺族・関係者と交流する中で「遺族に遺骨を返すことこそ使命」だと考え、昨年9月には坑口を掘り当てて整備、ダイバーの協力も得て頭蓋骨など一部を収容した。日本政府が一切動かない中での市民団体の尽力と使命感に敬意を表し、「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」に多田謡子反権力人権賞を贈ります。
